全セッションを制したダビド・アロンソが独走優勝

総合1位ダニエル・オルガド2位、新人アンヘル・ピケラス3位、山中琉聖自己最高位獲得

第3戦アメリカズGP決勝レース(周回数14ラップ)は14日、現地時間11時00分からサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、コロンビア人としてチャンピオンシップ史上初となるポールポジションからスタートしたダビド・アロンソがホールショットを決め、直ぐにレースの主導権を握ると2ラップ目には後続に2.4秒差、3ラップ目に3.1秒差、5ラップ目には4.5秒差のアドバンテージを広げ、独走優勝。

初日最初のフリープラクティスから全てセッションで1番手に進出した後、開幕戦カタールGPに続き今季2勝目、キャリア25戦目で通算6勝目を挙げた。

Moto3™, Race, Red Bull Grand Prix of The Americas
Moto3™, Race, Red Bull Grand Prix of The Americas

気温22度、路面温度27度のドライコンディションの中、2番グリッドのダニエル・オルガドは序盤から2位争いのグループに位置。5.163秒差の2位。開幕戦から3戦連続のトップ2を維持すれば、17番グリッドのアンヘル・ピケラスは1ラップ目に6番手まで挽回して2位争いのグループに追いつき、2位から0.013秒差の3位。デビューから3戦目で初表彰台を獲得した。

23番グリッドの山中琉聖は1ラップ目に9番手に浮上し、2位争いのグループでバトルを繰り広げて5.676秒差の4位。コンマ5秒差で初表彰台を逃したが、自己最高位を獲得。7番グリッドのダビド・ムニョスは、スタート直後の1コーナーで転倒した他車の影響を受けて14番手まで後退したが、13.285秒差の5位まで挽回。

15番グリッドの鈴木竜生は13.730秒差の6位。

4番グリッドのジョエル・ケルソは、2位争いのグループで走行中の10ラップ目の1コーナーで転倒して6番手から8番手に後退したが7位で完走。5番グリッドのヤコブ・ルールストーンは8位。16番グリッドのジョエル・エステバンは9位。6番グリッドのマッテオ・ベルテッレはダブルロングラップペナルティを消化して10位。

3番グリッドのコリン・ベイヤーは、2番手走行中の12ラップ目6コーナーで今季2度目の転倒。9番グリッドの古里太陽は、2位争いのグループで走行中の4ラップ目15コーナーで今季2度目の転倒。13番グリッドのイバン・オルトラは、1ラップ目と2ラップ目11コーナーで連続転倒。

2番グリッドから出走予定だったホセ・アントニオ・ルエダは、13日の夜に急性虫垂炎が原因で手術を受けたことから欠場。フリープラクティスで転倒したタットチャコーン・ブーシュリと公式予選1で転倒したダビド・アルマンサは欠場した。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのダニエル・オルガドは20ポイントを加算。総合2位ダビド・アロンソは7ポイント差から2ポイント差に接近。総合6位ジョエル・ケルソが37ポイント差の3位に浮上した。

RESULTS