セルジオ・ガルシアが中量級初優勝

地元出身ジョー・ロバーツ2位、フェルミン・アルデグエ今季初の表彰台、小椋藍7位

第3戦アメリカズGP決勝レース(周回数16ラップ)は14日、現地時間12時15分からサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われ、3番グリッドのセルジオ・ガルシアがスタート直後の1コーナーでトップに飛び出すと、8ラップ目に1.2秒差、11ラップ目には2.8秒差のアドバンテージを広げ、中量級23戦目で初優勝を挙げた。

気温24度、路面温度35度のドライコンディションの中、5番グリッドのジョー・ロバーツは1ラップ目から2番手を走り、13ラップ目にミスから3番手に後退したが0.492秒差の2位。前戦ポルトガルGPから2戦連続の2位を獲得すれば、2番グリッドのフェルミン・アルデグエは1ラップ目8番手まで後退したが、3.293秒差の3位まで挽回し、今季初めて表彰台を獲得。

8番グリッドのアロンソ・ロペスと6番グリッドのマルコス・ラミレスがトップ5。7番グリッドのデニス・フォッジャは自己最高位の6位。

17番グリッドの小椋藍は、フロントに唯一ハードコンパウンドを選択。1ラップ目9番手に浮上し9.869秒差の7位まで挽回。13番グリッドのジェリミー・アルコバは8位。

ポールポジションのアロン・カネトは1ラップ目10番手に後退した後、レース中に4コーナーをショートカットしたことからレース後に0.396秒加算のペナルティが科せられて9位。15番グリッドのチェレスティーノ・ヴィエッティは10位。11番グリッドのトニー・アルボリーノは11位。

9番グリッドのマヌエル・ゴンザレスは、ジャンプスタートによるダブルロングラップペナルティが科せられて19番手まで後退したが13位まで挽回。19番グリッドのソムキアット・チャントラは21位。14番グリッドのジェイク・ディクソンは、6番手走行中の5ラップ目1コーナーで今季2度目の転倒した23位完走。

チャンピオンシップ

総合4位セルジオ・ガルシアが25ポイントを稼ぎ、2年目の中量級で初めてポイントリーダーに飛び出せば、総合2位ジョー・ロバーツは2ポイント差の総合2位を維持。総合5位アロンソ・ロペスは総合3位に浮上したが、6ポイント差から13ポイント差に拡大。

ポイントリーダーのアロン・カネトは13ポイント差の総合4位に後退。総合6位小椋藍は18ポイント差の総合5位。

RESULTS